ページタイトル:県神社の椋の木 当サイトのシンボル

画像:県神社の椋の木

画像:県神社参道
 県神社参道
名称 県神社の椋の木 (あがたじんじゃのむくのき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ムクノキ
樹高 30m(注2) 実際はもっと低い
目通り幹囲 5.8m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 岐阜県山県市平井(注3)
 〃 3次メッシュコード 5336−25−67
 〃 緯度・経度 北緯35度33分32.5秒
           東経136度42分40.8秒
山県市指定天然記念物(1971年10月1日指定)
撮影年月日 2011年6月4日

注1)山県市教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注3)2003年4月1日、山県郡内の2町1村が合併して山県市誕生。旧行政区は山県郡伊自良村





 伊自良湖に向かう県道は、最後の長滝集落の東で伊自良川を渡る。その橋のすぐ手前、右手(北側)に県神社が鎮座している。(本来は縣神社と書くのが正しいようだが、案内板にならい、新字で県神社と標記することにする)
 拝殿に向かって、幅の広い参道がまっすぐ延びている。
 拝殿の手前、向かって右側にこのムクノキが立っている。県道からはもちろん、両側の木々に目隠しされて、参道を歩いている際にも、ムクノキの姿は見えない。拝殿前に達して、いきなり姿を現す感じ。
 写真の裏側では、空洞が大きく口を開いている。というより、内部ががらんどうである上に、半周分の幹が欠失していると言った方が実態に近いかも知れない。根の力は、かなり弱ってきているように見受けられた。上部を失った分だけ、風を受け流すことが出来るかもしれないが、強い西風を受けると倒れそうだ。(幸い西側には山があるが)
 拝殿に向かって左側には、大きな切株があった。環境省巨樹データベースにある目通り4.6mのモミがこれだったのだろう。
 残されたムクノキには、長く生き続けてもらいたいものだ。
 
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