ページタイトル:天川のカヤの木 ロゴ:人里の巨木たち

画像:天川のカヤの木(全景) 名称 天川のカヤの木 (あまがわのかやのき)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 カヤ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 6.5m(注2) 実際はもっと細い
推定樹齢 700年以上(注3)
所在地の地名 佐賀県唐津市厳木町天川(きゅうらぎまちあまがわ)(注4)
 〃 3次メッシュコード 5030−01−21
 〃 緯度・経度 北緯33度21分33.7秒
           東経130度08分06.8秒
唐津市指定天然記念物(1978年5月17日指定)
撮影年月日 2015年3月21日

注1)天然記念物指定名称は「カヤ(榧)の木」。それでは他のカヤと区別できないので、私のサイトでは地名を冠して呼ばせてもらう
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による注3)旧厳木町教育委員会が設置した案内板による
注4)2005年1月1日、唐津市に合併。旧行政区は東松浦郡厳木町





 このカヤが立つのは、唐津市(旧厳木町)と佐賀市(旧富士町)を結ぶ県道37号(厳木富士線)沿いの中村集落内。
 案内板によると、江戸時代を通じて天川村庄屋を務めた旧家がこのカヤを所有しているとのこと。撮影許可を得ようと訪ねたのだが、残念ながら、お留守であった。
 幸い、カヤのすぐ下を生活道路が通っている。ここからの撮影ならば、許していただけるだろうと思われる。
 太い側枝を伸ばし、根張りの力強い堂々たるカヤである。樹勢も良さそうだ。
 ただし、環境省データベースの幹囲データは少々大きすぎるようだ。案内板にある4.5mが妥当なところではなかろうか。
 大枝の先端が切られているのは、住宅地に立つ巨木である以上、しかたがないのかも知れない。
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