ページタイトル:青井阿蘇神社御神木 当サイトのシンボル

画像:青井阿蘇神社御神木_1


画像:青井阿蘇神社御神木_2

画像:青井阿蘇神社御神木(幹にとまるニワトリ)
名称 青井阿蘇神社御神木
    (あおいあそじんじゃごしんぼく)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クスノキ
樹高 22m(注2)
目通り幹囲 7.5m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 熊本県人吉市上青井町
 〃 3次メッシュコード 4930−26−50
 〃 緯度・経度 北緯32度12分49.2秒
           東経130度45分10.8秒
人吉市指定天然記念物(1958年3月10日指定)
撮影年月日 2011年8月8日

注1)設置者名・設置年月とも不詳(多分、阿蘇神社が設置したと思われる)。但し天然記念物指定名称は「青井神社の楠」
注2)上記案内板による




 青井阿蘇神社は、JR人吉駅の南方約300m。市街地の神社である。
 祭神は健磐龍命(たけいわたつのみこと)、その妻阿蘇津媛命(あそつひめのみこと)、その子國造速甕玉命(くにのみやつこはやみかたまのみこと)の3柱。阿蘇山に因む神々である。
 平成20年(2008)6月9日、本殿・拝殿・楼門など5棟と、附(つけたり)として棟札1枚、銘札5枚が国宝指定された。熊本県内では初の国宝建造物誕生である。神社も市民も喜んだことだろう。境内には「国宝」の幟が翻っているし、神社前のバス停の名前にも「国宝」の文字が付け加えられた。

画像:青井阿蘇神社楼門(国宝)

 国宝の楼門をくぐって境内に入る。
 クスノキは社殿に向かって右手奥。
 地上1mで2幹に分かれ、大きい方の幹囲は5.0m、小さい方は2.5m。環境省が定めた調査要項では、2本立ちの場合、これらを合算することになっている。合わせて7.5m。
 このクスノキの場合、幹囲よりも、根回りの大きさと、横に長く伸びた細い方の幹の姿が印象的だ。ずり落ちてしまわぬよう、注連縄のかけ方にも工夫がある。
 もう一つ印象的だったのは、ニワトリである。青井阿蘇神社とニワトリの間にどんな関係があるのか知らないが、ここのニワトリは、境内を自由に闊歩している。
 もっとも、夕刻近くだったので、動きは鈍くなっていた。じっと休んでいるニワトリの方が多い。
 天然記念物のクスノキをねぐらと決め込んでいるものもいるようだ。
 
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