ページタイトル:十王堂のサワラ ロゴ:人里の巨木たち

画像:十王堂のサワラ(幹と並ぶ) 名称 十王堂のサワラ (じゅうおうどうのさわら)
名称の典拠 なし
樹種 イチイ
樹高 10m(注1)
目通り幹囲 5.1m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 長野県大町市美麻(青具)(注3)
 〃 3次メッシュコード 5437−77−21
 〃 緯度・経度 北緯36度36分19.6秒
           東経137度53分16.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2016年9月30日

注1)まったくの目分量
注2)高地側の地表面から1.3mの高さにおける幹囲を実測
注3)2006年1月1日、大町市に合併。旧行政区は北安曇郡美麻村





 県道31号(長野大町線。通称大町街道)沿いの道の駅「ぽかぽかランド美麻」の西方約600m。青具交差点(丁字路)の南西に、国指定重要文化財「旧中村家住宅」があり、その南の小路を入ったところに十王堂がある。
 左図のサワラは、十王堂に向かって左奥に立っている。十王堂は中村家の敷地内だったというから、このサワラも中村家の所有だったのかも知れない。(現在は大町市の管理下にあるらしい)
 一見した感じでは幹囲4.5mくらいと思ったのだが、測ってみたら510cmあった。年を取って、私の勘も鈍ってきたようだ。
 複数株の合体木かも知れない。しかし、幹は広がることなく、揃って背筋をピンと伸ばし、直立している。全体の印象は、まさしく1本の木。
 走行中、偶然に樹冠を見つけた。
 背は低かったが、巨木を予感を感じさせる樹冠だったので、訪ねてみたら、このサワラだった。
 帰宅後、ネットで検索してみたが、見つけられなかった。
 そこそこ交通量のある交差点近くで、しかも国重文の隣に立っているのだが、少し引っ込んで立つこともあって、見落とされがちなサワラのようである。
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