ページタイトル:荒瀬城跡のイチイガシ 当サイトのシンボル

画像:荒瀬城跡のイチイガシ_1

画像:荒瀬城跡のイチイガシ_2
名称 荒瀬城跡のイチイガシ
    (あらせじょうあとのいちいがし)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチイガシ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 6.2m(注2)
推定樹齢 700〜800年(注3)
所在地の地名 鹿児島県霧島市隼人町西光寺(湯田)(注4)
 〃 3次メッシュコード 4730−56−30
 〃 緯度・経度 北緯31度46分46.5秒
           東経130度45分14.7秒
隼人町指定天然記念物(1997年8月26日指定)
撮影年月日 2009年7月27日

注1)隼人町教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注3)上記案内板による
注4)2005年11月7日、1市6町が合併して霧島市誕生。旧行政区は姶良郡隼人町





 国道223号沿いに立つ、と言ってもいいくらい国道に近いのだが、切通しの壁に隠れて、国道を南下するときには、車窓からイチイガシの姿を認めるのは困難。
 しかし反対に、国道を北に進む場合、湯田集落のあたりから、右手前方に姿が見える。また、路傍に案内板と標柱が設置されているので、これを見つけることができれば、辿り着くのは容易だ。
 標柱脇の道に車を入れ、イチイガシに向かった。切通しの壁と見えたのは、荒瀬城の土塁だったのだろうか。斜面にイチイガシが立っていた。
 幹には修復痕も見られるが、大枝を多く残し、葉を密につけている。良好な樹勢を維持しているように見える。素晴らしいイチイガシである。
 イチイガシの近くからは、霧島川と天降川の合流点に広がる水田や、集落の家々が見える。穏やかな眺めだ。
 荒瀬城を守る武士たちも、ときにはこんなふうに、風に吹かれながら景色を見ていたのだろうか。
 
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