名称　有馬杉　（ありますぎ） 名称の典拠　現地の案内板（注1） 樹種　スギ 樹高　３４ｍ（注2） 目通り幹囲　６．１ｍ（注2） 推定樹齢　伝承４００年（注3） 所在地の地名　宮崎県西臼杵郡高千穂町下野 　〃　３次メッシュコード　４９３１−０２−９４ 　〃　緯度・経度　北緯３２度４４分４１．９秒 　　　　　　　　　　　東経１３１度１８分２９．２秒 天然記念物指定　なし 撮影年月日　２０１２年７月３０日 注1）八幡神社が設置 注2）「巨樹 巨木林の里・宮崎を行く」による 注3）島原の乱（1637〜38）鎮圧のため、幕府軍の一員として参加した有馬直純・康純親子が、往路、八幡神社に戦勝を祈願し、平定なって帰還する際に、このスギを植えたとする伝承あり 　下野の八幡神社参道石段の途中、国天然記念物のイチョウの反対側に立つスギが「有馬杉」である。島原の乱に勝って帰還する延岡城主有馬直純・康純父子が、勝利の記念に植えたスギだとされている。 　イチョウとケヤキ。２件の国指定天然記念物が一つの境内に同居するだけでも快挙であるのに、さらには逆杉まで加わっては、ちょっと影が薄くなりがちだが、これだって堂々たる大杉である。 　そのまま見過ごすに忍びないということだろうか、国の指定から２３年を経て、昭和４９年（1974）、境内の樹木全体が高千穂町から保護樹木指定を受けた。