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画像:粟代のスギ(幹と並ぶ)

画像:粟代のスギ(全景)
名称 粟代のスギ (あわしろのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 60m(注1)
目通り幹囲 5.9m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 愛知県北設楽郡東栄町振草上粟代
 
〃 3次メッシュコード 5237−55−21
 
〃 緯度・経度 北緯35度06分18.7秒
           東経137度38分41.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2007年2月4日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による





 桜平の集落で国道151号(旧別所街道)と別れ、大千瀬川に沿って県道431号(八橋中設楽線)を進む。稲目方面への分岐点を過ぎて400mほど。右手の山裾に樹勢の良い大杉が見えてくる。
 道路から目立つのは、下図の中央少し左に見える大杉。60mはちょっとオーバーな気もするが、背の高い元気なスギである。2本の合体木で、目通り6.1m。上記「日本の巨樹・巨木林」では、樹齢を200〜299年と推定している。
 標記のスギは、それより10m少し斜面を上ったところ、樹林内に立っている。根元には山の神の小さな祠。大杉も信仰対象とされてきたのかもしれない。
 幹には小さな穴が開いている。開口部は小さいが、内部には空洞が広がっているようだ。
 これらは、スギに最も近い家の所有物である。近寄って撮影する許可を得るために、お宅を訪ねた。(道路から直接スギに向かう道はない)
 快諾のお返事だった。はるばる新潟県から訪ねてきたことに驚かれた様子だったが、大杉を誇りにされていることが感じられた。
 茶畑の上、樹林の縁に沿って小径が出来ている。農作業のための道だと思われる。
 そのほかに、樹林内を標記の杉に向かう踏み分け道もある。山の神様も、いまだ現役のようだ。
 
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