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画像:馬場桜_1

画像:馬場桜_2
名称 馬場桜 (ばばざくら)
名称の典拠 現地の石柱(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 19m(注2)
目通り幹囲 7.6m(注2)
推定樹齢 1000年(注3)
所在地の地名 福島県安達郡大玉村玉井字石橋
 〃 3次メッシュコード 5640−22−39
 
〃 緯度・経度 北緯37度31分51.6秒
           東経140度21分53.9秒
国指定天然記念物(1926年12月16日指定)
撮影年月日 2003年4月19日

注1)1957年3月20日建立。なお、天然記念物指定名称は「馬場ザクラ」とカタカナ
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)大玉村が設置した現地の案内板による(設置年は1994年以降)





 案内板によれば、この地はその昔、源八幡太郎義家が奥州に赴いた際、馬場としたところと伝えているらしい。そしてこの桜は、手にしていた鞭を土に挿したのが根付いたと伝承されているようだ。推定樹齢はその伝承に基づいている。
 今は福満虚空蔵尊の境内である。主幹を途中で失い、枝の本数も多くはない。案内板に掲載されている平成6年(1994)時の写真に比べると、かなり寂しい感じ。老齢のために勢いが衰えてきているようだ。
 しかし、樹勢回復措置の効果か、1本の枝がかなり成長してきている。再びたくさんの花を纏って、見る者を楽しませてくれる日を期待しよう。

※2018年3月1日、春の嵐の強風で倒れてしまった。8kmほど離れた二本松市では最大瞬間風速29.8m/sを記録したという。地元では復元を試みるらしいが、一部でもいいから、生き残ることを期待したい。(2018.03.03追記。情報を下さった埼玉県のNさんに感謝)
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