ページタイトル:鑁阿寺のイチョウ サイトのシンボル

画像:鑁阿寺のイチョウ

画像:鑁阿寺のイチョウ(多宝塔とイチョウ)
名称 鑁阿寺のイチョウ (ばんなじのいちょう)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチョウ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 8.5m(注2)
推定樹齢 550年(注2)
所在地の地名 栃木県足利市家富町
 
〃 3次メッシュコード 5439−43−06
 
〃 緯度・経度 北緯36度20分14.4秒
           東経139度27分07.2秒
栃木県指定天然記念物(1998年1月16日指定)
撮影年月日 2007年4月28日

注1)栃木県教育委員会と足利市教育委員会が連名で設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による





 鑁阿寺境内、多宝塔(栃木県指定文化財)の前に立つイチョウ。
 2本の株立ちまたは融合木だが、2本合わせて一つの樹冠を形成しており、一体感は強い。樹勢も良さそうだし、立地場所も申し分なし。
 足利というと、室町幕府を興した足利尊氏を思い浮かべられる方も多いことだろう。この鑁阿寺は、尊氏よりもっと古い時代の足利氏が開いた寺なのだ。
 開基は足利義兼。尊氏の6代前の祖にあたる人物で、源頼朝の挙兵に参加した。建久7年(1196)、居館内の持仏堂を発展させ、樺崎寺の理真朗安を開山に請じたのが始まり。当初「堀内御堂」と称していたが、義兼没後は、その諡号をとって「鑁阿寺」と称されるようになった。(平凡社「栃木県の地名」を参考)
 近くには足利学校跡もあり、足利市内観光の中心地である。
 しかし、私が訪れたのは朝の6時過ぎ。さすがに境内は閑散としている。
 思う存分、感慨に浸ることが出来た。
 
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