ページタイトル:白山神社のバラ大杉 サイトのシンボル

画像:白山神社のバラ大杉

画像:中居町の白山神社
 白山神社の拝殿と本殿

画像:白山神社のバラ大杉(幹と並ぶ)
名称 白山神社のバラ大杉
    (はくさんじんじゃのばらおおすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 32m(注2)
目通り幹囲 7.2m(注2)
推定樹齢 450年(注3)
所在地の地名 福井県越前市中居町(注4)
 
〃 3次メッシュコード 5336−62−52
 
〃 緯度・経度 北緯35度53分08秒
           東経136度16分27秒
福井県指定天然記念物(1984年3月2日指定)
撮影年月日 2007年5月26日

注1)武生市教育委員会と味真野観光協会が連名で設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)上記案内板による
注4)2005年10月1日、1市1町が合併して越前市誕生。旧行政区は武生市





 中居町の白山神社は集落の中央北側、山裾に鎮座する。
 20段ほどの石段を登った境内平面の端(というか、斜面最上部と言ったほうがよいかも)に立つ大杉が「バラ大杉」である。
 名前の由来について、案内板に説明があった。
 針葉が短く開出し、小枝の分岐する角度が大きくて、一見すると枝先がバラバラに見えることから名付けられたそうだ。
 根元に小さな穴が開いている。これだけの大杉になれば、これから空洞化が進むのも避けられまい。
 境内には、この他にも大杉が多数見られる。目分量で目通り5〜6mが数本。3〜4m台はかなりたくさんある。いずれも樹勢が良く、社叢は大杉の林と呼んで差し支えない。
 これも案内板によれば、これらの大木は当地の林業のスギ苗栽培の母樹なのだという。
 特にバラ大杉は、幹は太くなるけれども枝は太くならず、しかも垂れ下がって冬の積雪を受け流すことができるので雪害に強く、雪国のスギの母樹としては最適なのだそうである。
 
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