ページタイトル:素盞嗚神社のイチョウ 当サイトのシンボル

画像:素盞嗚神社のイチョウ(幹と並ぶ) 名称 素盞嗚神社のイチョウ
    (すさのおじんじゃのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 32m(注1)
目通り幹囲 6.5m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 広島県福山市新市町戸出(注2)
 〃 3次メッシュコード 5133−62−52
 〃 緯度・経度 北緯34度33分09.3秒
           東経133度16分46.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2013年5月23日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注2)2003年2月3日、福山市に合併。旧行政区は芦品郡新市町





 備後国には一の宮が2社ある。一つは同じ福山市新市町宮内の吉備津神社。そして、もう一つがこの素盞嗚神社である。(一国に一の宮が複数存在するのは珍しいことではない)
 両神社は互いに2kmほどの距離にある。ここに鎮座するのは、隣接する府中市に備後国府があったとされていることと無関係ではないだろう。
 吉備津神社にもイチョウ巨樹があるが、素盞嗚神社にもある。
 こちらは4幹のイチョウである。少し前まで背が高かったと思われるが、今は20mほどの高さでバッサリ切られ、頂部を失っている。
 幹の立ち方を見ると、古い主幹が失われ、ひこばえが育って大きくなったようにも見えるが、樹皮の模様は大ぶりで彫りが深く、いかにも古木然としている。
 背が低くなったのは残念だが、黄葉の頃には、きっと見事な姿を見せてくれることだろう。
 
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