ページタイトル:毘沙門神社のけやき 当サイトのシンボルマーク

画像:毘沙門神社のけやき(幹と並ぶ) 名称 毘沙門神社のけやき
    (びしゃもんじんじゃのけやき)
名称の典拠 「秋田の巨樹・古木」(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 44m(注2) 実際はもっと低い
目通り幹囲 6.3m(注2)
推定樹齢 300年(注2)
所在地の地名 秋田県鹿角市十和田大湯字倉沢
 〃 3次メッシュコード 6040−36−35
 〃 緯度・経度 北緯40度16分41.8秒
           東経140度48分57.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2019年5月14日

注1)2008年7月に秋田県緑化推進委員会が刊行
注2)上記「秋田の巨樹・古木」による





 国指定特別史跡「大湯環状列石」(縄文時代の遺跡)から、県道66号(十二所花輪大湯線)を北東に向かう。(県道66号は、大湯川と豊真木沢川に挟まれた台地の頂部に沿って走り、最後は黒又山(くろまたやま、通称クロマンタ。標高281m)の北を通って、道の駅「おおゆ」の東で国道103号に至る)
 「大湯環状列石」を出てすぐ、県道沿いの「大湯ストーンサークル館」を過ぎると、一本木、倉沢、風張(かざはり)と3つの集落が全体で一集落を成すように続く。
 左図の大ケヤキが立つ毘沙門神社は、倉沢集落の奥。台地の端から豊真木沢川を見おろすような位置に鎮座する。(ちょっと見つけにくかった)
 川から水蒸気が上がるためか、昨年の落葉が積もる境内は、どことなくしっとりした感じ。
 大ケヤキは豊真木沢川に落ちる斜面の上端。境内を守る土留めの役目を与えられて植えられたのかも知れない。
 長い年月に痛めつけられたような姿だが、これだけ大きくなると、やはり威厳も帯びてくる。
 鄙に潜む巨人の印象。
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