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画像:仏生寺のけやき(幹と並ぶ)

画像:仏生寺のけやき
名称 仏生寺のけやき (ぶっしょうじのけやき)
名称の典拠 現地の樹名板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 27m/25m(注2)
目通り幹囲 5.5m/5.4m(注2)
推定樹齢 700年(注3)
所在地の地名 栃木県真岡市南高岡
 
〃 3次メッシュコード 5440−40−74
 
〃 緯度・経度 北緯36度24分05秒
           東経140度03分16秒
栃木県指定天然記念物(1959年11月27日指定)
撮影年月日 2007年2月17日

注1)1989年6月15日に「とちぎ名木百選」に選ばれたことを示す高札形の樹名板(設置者は栃木県?)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注3)栃木県教育委員会と真岡市教育委員会が連名で設置した「仏生寺境内の文化財について」と題する案内板による(設置年月不詳)





 真岡市から岩瀬町に至る県道55号から、少し西に入ったところに、真言宗衍応山(えんおうざん)勝道院仏生寺がある。
 案内板によれば、日光を開山した勝道(しょうどう)上人は、天平9年(737)、ここで生まれた。境内には産湯に使ったという池も残っている。空海の「性霊集」にも勝道は下野芳賀の人と記されているらしいので、寺伝は正しいのかもしれない。境内全域は「日光開山勝道上人誕生地」として栃木県指定史跡とされている。
 本尊の木造薬師如来坐像も県指定文化財。寺伝では勝道上人作としているが、実際は時代がもう少し下って、平安後期につくられたというのが正しいようだ。
 山門の両側に、一対の大ケヤキが立っている。似通った体格だが、向かって右側の方がこころもち大きそうだ。
 でも、上図で取り上げたのは、もう1本の方。根回りのがっしりした感じが強く印象に残った。
 いずれも栃木県天然記念物に指定されている。 
 
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