ページタイトル:長興寺のシダレザクラ ロゴ:人里の巨木たち

画像:長興寺のシダレザクラ 名称 長興寺のシダレザクラ
    (ちょうこうじのしだれざくら)
名称の典拠 なし
樹種 エドヒガン
樹高 不明
目通り幹囲 3.7m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 長野県塩尻市洗馬(せば)
 〃 3次メッシュコード 5437−17−23
 〃 緯度・経度 北緯36度06分14.4秒
           東経137度54分36.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2016年4月12日

注1)まったくの目分量。見た感じ、3.5〜4mくらいで3.5mの方が近いように思われたので





 JR中央本線洗馬駅から北北西に2kmほど、長興寺山(954m)東麓に、曹洞宗青松山長興寺がある。
 境内に、2首の歌が刻まれた歌碑があった。
 1首は柳田國男(やなぎたくにお)。「洗馬山のかまえの庵のあめの日のむかし話しと我もなりけむ」。もう1首は釈迢空(しゃくちょうくう=折口信夫(おりくちしのぶ))。「寺やまのはやしのおくのかそけさよわがつくいきのきこえけるかも」。
 柳田國男は昭和5年(1930)、釈迢空は同4年(1929)に長興寺を訪れ、広間で講義を行った。片田舎と言っては失礼だが、当時のその道の大家がここまでやってきて講じたとは驚きを禁じ得ない。(歌碑の歌はそのときに詠まれたものか)
 横道に逸れてしまった。
 シダレザクラは山門のすぐ横。かなり傾いて立っている。かつては幹がもう1本あったようで、現在、その部分が削げてなくなっている。
 枝数も少ない。豪華さよりも、むしろ美しい「侘び」のようなものが感じられる桜である。
 この年(2016)は開花がずいぶん早く、松本平南部の桜は満開を過ぎつつあったが、このシダレザクラはずいぶん遅いようだ。やっと一分咲きになろうとするくらいであった。
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