ページタイトル:中善寺のめおとカリン 当サイトのシンボルマーク

画像:中善寺のめおとカリン 名称 中善寺のめおとカリン
    (ちゅうぜんじのめおとかりん)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 カリン
樹高 20m/15m(注1)
目通り幹囲 2.3m/1.7m(注1)
推定樹齢 250年(注1)
所在地の地名 福島県喜多方市関柴町関柴字権現沢
 〃 3次メッシュコード 5639−47−02
 〃 緯度・経度 北緯37度40分11.2秒
           東経139度54分29.4秒
喜多方市指定天然記念物(2006年1月4日指定)(注2)
撮影年月日 2017年7月7日

注1)ふくしま教育総合ネットワーク(FKS)の文化財紹介ページによる
注2)1989年7月18日に(旧)喜多方市から天然記念物指定を受けていたが、2006年1月4日に同市と2町2村が合併して(新)喜多方市が発足した際、同日付で再指定された





 喜多方市立第三小学校の東方1.8kmほどの山裾に真言宗豊山派関堂山中善寺がある。国重文の薬師如来坐像があることで知られる寺だ。
 余談だが、この像は、しばしば藤原仏(平安時代後期)と紹介されるが、文化庁の説明では鎌倉時代の作となっている。現地の案内板では、「藤原時代の面影をのこしている鎌倉時代の作」とあって紛らわしい。
 なお、現在、中善寺は無住。薬師堂内を覗いてみたが仏像の姿は1体も見えなかった。多分、拝観には予約が必要なのだと思われる。
 私の目当ては、本堂前に立つ2本のカリン。地元では「夫婦(めおと)カリン」と呼ばれているようだ。
 カリンで、これほど大きなものは珍しい。
 明らかに人の手によって植えられたのだろうが、250年前にどんなことがあったのか、何か伝えられているのだろうか。
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