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画像:大城寺のケヤキ


画像:大城寺のケヤキ(幹と並ぶ)
名称 大城寺のケヤキ (だいじょうじのけやき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 27m(注2)
目通り幹囲 8.7m(注2)
推定樹齢 450年(注3)
所在地の地名 山梨県南アルプス市在家塚(ざいけつか)(注4)
 
〃 3次メッシュコード 5338−33−58
 〃 緯度・経度 北緯35度38分04.8秒
           東経138度28分25.5秒
南アルプス市指定天然記念物(1977年2月16日指定)(注4)
撮影年月日 2004年4月24日

注1)1978年12月10日に白根町教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による。ただし2004年4月現在の樹高はもっと低く、目測値で12mくらいか
注3)現地の案内板による
注4)2003年4月1日に6町村が合併して南アルプス市が誕生した。旧行政区は中巨摩郡白根町。当初は白根町の天然記念物に指定された





 曹洞宗塔福山大城寺境内、毘沙門堂の隣りに立つ。
 旧環境庁が1991年に刊行した「日本の巨樹・巨木林」では、樹高27mとある。今は10m強。雪害で頭部が折れてしまったらしい。
 参詣者に危険が及んではいけないと、切断されることになったわけだが、少しでもその姿を残したいと考えられたのだろうか。山門の内側には、伐採されたらしい幹が、きれいに樹皮をむかれて展示されていた。
 残された幹も、内部に大きな空洞を抱えている。落雷の痕らしい。樹勢は必ずしも万全ではないと思うが、切断面近くの細枝が青々と若葉をつけている。
 与えられた条件のなかで、精一杯がんばっている姿に見えた。

※大阪府の谷口さんから、このケヤキが枯死したとの情報をいただいた(感謝)。調べてみると、最近ネットに上がっている写真に枝や葉は全く見えない。幹だけがトルソのように立っている。残念ながら再生の見込みはなさそうだ。(2023/11/07追記)
 
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