ページタイトル:段部のしだれ桜 ロゴ:人里の巨木たち

画像:段部のしだれ桜 名称 段部のしだれ桜 (だんべのしだれざくら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 14m(注2)
目通り幹囲 3.1m(注2)
推定樹齢 342年(注3)
所在地の地名 島根県雲南市加茂町三代(段部)(注4)
 〃 3次メッシュコード 5232−77−90
 〃 緯度・経度 北緯35度19分50.0秒
           東経132度52分44.5秒
雲南市指定天然記念物(2004年4月12日指定)
撮影年月日 2016年3月31日

注1)所有者が設置。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)所有者が設置した案内板による(毎年、数値を変更できるようになっている)
注4)2004年11月1日、2つの郡にまたがる5町1村が合併して雲南市誕生。旧行政区は大原郡加茂町





 鳥取県との県境の山々に源を発し、「出雲縁結び空港」の北で宍道湖(しんじこ)に注ぐ一級河川が斐伊川(ひいかわ)である。
 その斐伊川右岸。松江自動車道の斐伊川橋から1.6kmほど下流側に段部(だんべ)集落がある。
 左図の枝垂れ桜は、集落の中ほど。三叉路の近くに立つ。向かい側の旧家の私有物である。
 でも、開花時には、誰でも自由に見学できるよう、便宜を図って下さっている。夜間はライトアップもしてくださる。ありがたいことだ。
 道路より少し高い位置に立っているので、サクラは、下から見上げる感じになる。それが枝垂れている様子をいっそう際立たせて見事。樹勢も良さそうだ。
 樹齢は342年とのこと。1年単位まで数えられているのは、この桜について、代々伝わる話が何かあるのだろうと思われるが、残念ながら内容は不明。
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