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画像:渡原の大栃

画像:渡原の大栃(幹と並ぶ)
名称 渡原の大栃 (どのはらのおおとち)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 トチノキ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 8.0m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 富山県南砺市渡原(注3)
 
〃 3次メッシュコード 5436−57−47
 
〃 緯度・経度 北緯36度27分38.1秒
           東経136度58分09.6秒
平村指定天然記念物(1989年6月10日指定)(注3)
撮影年月日 2005年10月30日(左上)
        2004年7月31日(左下)
        2021年5月15日(少し大きめの画像)

注1)平村と平村教育委員会が連名で設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)平成16年(2004)11月1日、8町村が合併して南砺市誕生。旧行政区は東礪波郡平村





 庄川に架かる大渡橋の左岸、高台に渡原集落がある。その集落の最奥部から、国道156号に向かって少し下がったところに、トチノキの巨木が立っている。
 逆に国道からは、この木の前を通って集落に至ることができる。国道からの入口に当たる階段のところには車を置くスペースもあるから、そちらから行く方がわかりやすいかも知れない。
 周囲は若いスギ林だが、トチノキの周りだけ植えられていない。トチノキに敬意を表して、広々とした空間を譲ってくれている。
 トチノキは地上3mで2幹に分かれ、6〜7m付近で多くの大枝を放射状に広げている。
 大枝はみな葉をつけている。あの大きな栃の葉が、太い幹を背景にすると、小さく見える。ときどき日光が射し込み、その葉が光り輝く。何ともいえぬ柔らかい光だ。
 すばらしい環境の、すばらしいトチノキである。
 
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