ページタイトル:導観稲荷神社のスギ 当サイトのシンボル

画像:導観稲荷神社のスギ(幹と並ぶ) 名称 導観稲荷神社のスギ
    (どうかんいなりじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 スギ
樹高 40m(注2)
目通り幹囲 7.2m(注2)
推定樹齢 400年(注3)
所在地の地名 京都府船井郡京丹波町須知(しゅうち)(注4)
 〃 3次メッシュコード 5235−53−74
 〃 緯度・経度 北緯35度08分49秒
           東経135度25分35秒
京丹波町指定天然記念物(2010年2月5日指定)
撮影年月日 2010年6月5日

注1)天然記念物指定名称は「ご神木大杉」
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注3)須知区が設置した「導観稲荷神社」と題する案内板による
注4)2005年10月11日、船井郡内の3町が合併して京丹波町誕生。旧行政区は船井郡丹波町





 京都縦貫自動車道丹波インターの南西300mほど、須知川の対岸に導観稲荷神社がある。
 案内板によれば、もとは背後の茶ノ木山中腹にあったが、大正10年(1921)、現在地に遷座したという。
 残念ながら、なぜ「導観」稲荷なのか、については記されていなかったが、勝負事に御利益があるという伝承が紹介されていた。
 寛政(1789〜1801)の頃、須知導観稲荷の名前を四股名にした当地の力士須知山導観が江戸の相撲で大勝したことがあったらしい。爾来、導観稲荷を信仰すれば何事にも必勝するといわれたという。当時の藩主も相撲の勝利を喜んで、幟(のぼり)を奉納したそうだ。
 境内には清水が湧いていて、「導観さんの岩清水」と呼ばれている。船井六泉の筆頭格の名水だそうだ。図で、大杉の根元、手前に見える。
 神木の大杉は、泉を守るように立っている。「源水の杉」とも呼ばれているらしい。
 隣接する2本のスギが、根元でくっついている。1本ずつを見れば、そう驚くような太さでないが、2本まとまると、やはり相当な迫力である。
 
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