ページタイトル:円悟寺のカヤ 当サイトのシンボル

画像:円悟寺のカヤ_1

画像:円悟寺のカヤ_2

画像:円悟寺のカヤ_3
名称 円悟寺のカヤ (えんごじのかや)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 カヤ
樹高 26m(注1)
目通り幹囲 5.3m(注1)
推定樹齢 伝承1000年(注1)
所在地の地名 兵庫県丹波市氷上町香良(注2)
 〃 3次メッシュコード 5235−60−54
 〃 緯度・経度 北緯35度12分50.4秒
           東経135度03分21.7秒
丹波市指定天然記念物(1976年10月12日指定)
撮影年月日 2010年10月17日


注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注2)2004年11月1日、氷上郡内6町が合併して丹波市誕生。旧行政区は氷上郡氷上町





 臨済宗妙心寺派円悟寺は、「独鈷(どっこ)の滝」に向かう県道283号の北。五台山(655m)から南西に向かう尾根の先にある標高370mほどのピークの南麓に位置している。いかにも禅刹らしい、落ち着いた雰囲気の寺である。
 「霧海禅窟」の扁額を掲げた御堂の前に、大きな榧(かや)の木が立っている。


 単幹で、樹勢が良く、参道を登って行く途中で、塀の向こうに立派な樹冠が見える。(左中図)
 少し斜めに傾いており、そちら側の根が縮こまっている感じ。想像するに、かつては反対側と同様に土が盛られていたが、あるとき、平坦化された。その際に根も傷ついたものだろうか。左上図で、幹の途中に気根のようなものが見えるが、これは表皮の一部が傷ついて失われ、残った部分が肥大化したもの。
 樹姿の美しいカヤである。
 
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