ページタイトル:延寿院の枝垂れ桜 当サイトのシンボルマーク

画像:延寿院の枝垂れ桜 名称 延寿院の枝垂れ桜
    (えんじゅいんのしだれざくら)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 5m(注2)
目通り幹囲 3.5m(注2)
推定樹齢 350年(注3)
所在地の地名 三重県名張市赤目町長坂(滝)
 〃 3次メッシュコード 5136−60−77
 〃 緯度・経度 北緯34度33分56.9秒
           東経136度05分09.2秒
名張市指定天然記念物(1962年4月6日指定)
撮影年月日 2019年3月28日

注1)天然記念物指定名称は単に「枝垂れ桜」。それでは他と区別できないので、所属する寺院の名前を冠した
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注3)三重県教育委員会と名張市教育委員会が連名で設置した「延寿院の文化財」と題した案内板による(設置年月不詳)





 宇陀川(うだがわ)の支流の一つ、滝川の上流には多くの滝があり、「赤目四十八滝」と呼ばれる景勝地となっている。その赤目四十八滝の入口に当たる集落が滝で、集落の最頂部に、天台宗黄竜山延寿院がある。
 役小角(えんのおづぬ)が開いたと伝える古刹で、保安3年(1122)に河内国の僧延僧が伽藍を建立したとされているようだ。(「赤目まちづくり委員会」建立の案内板による)
 境内に天然記念物のシダレザクラが立つ。開花期にはライトアップもされるようだ。
 天然記念物(文化財)に指定されたのは、昭和37年(1962)。今から50年以上も昔だ。その頃は、さぞ立派な姿だっただろうと想像するが、今はかなり弱ってきて、規模も小さくなったと思われる。
 名張市観光協会が運営するウェブサイトによる開花期は、3月末〜4月中旬。年によって差が大きいようだ。
 私が訪ねた時は、まだ蕾がようやく膨らみかけた程度で、残念ながら、一輪の花も見られなかった。
 3月になってから寒い日が続いたせいだろうか。 
ボタン:三重県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る