ページタイトル:藤上原のクスノキ 当サイトのシンボル

画像:藤上原のクスノキ(全景) 名称 藤上原のクスノキ (ふじかんばらのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 6.0m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 静岡県磐田市藤上原
 〃 3次メッシュコード 5237−16−48
 〃 緯度・経度 北緯34度47分18.4秒
           東経137度50分51.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2011年12月25日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による





 天竜川と敷地川の谷に東西を挟まれた、南北に長い台地の上に藤上原がある。谷との標高差は50m以上。下から見上げたときには、ここにこんな別天地があろうとは、想像もつかなかった。
 そこは一面の茶畑。林立する霜よけの(?)扇風機の柱が一種独特の風景を作っている。
 その一角に、このクスノキが立つ。
 途中で双幹に分かれ、10mを超えるあたりで大きく枝を広げていたと思われるが、今は殆どの大枝を失ってしまった。幹の太さに比べて、ずいぶんこぢんまりした樹冠を戴いている。
 台地上の茶畑の独立木である。風当たりも強いことだろう。そう遠くない過去に風害に遭ったのだろうか。
 ただ、樹勢そのものは悪くなさそうに思える。この台地上に立つ木々の頭領として、これからも生き続けてもらいたいものだ。
 
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