ページタイトル:布施神社のケヤキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:布施神社のケヤキ(全景) 名称 布施神社のケヤキ (ふせじんじゃのけやき)
名称の典拠 「名木百選」と題した案内板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 不明
目通り幹囲 5.1m(注2)
推定樹齢 500年(注3)
所在地の地名 岡山県苫田郡鏡野町富西谷(注4)
 〃 3次メッシュコード 5233−56−97
 〃 緯度・経度 北緯35度09分44.8秒
           東経133度50分29.9秒
鏡野町指定天然記念物(1970年12月1日指定)(注5)
撮影年月日 2016年3月26日

注1)設置者名・設置年月とも不詳
注2)石垣上の平面から1.3m上方で幹囲を実測
注3)上記案内板による
注4)2005年3月1日、鏡野町を含む苫田郡内の2町2村が合併して新・鏡野町誕生。旧行政区は苫田郡富村(とみそん)
注5)天然記念物の名称は「布施神社社叢の木」。員数等、詳細説明がないので、どれが天然記念物でどれが違うのか不明だが、このケヤキが外されていることはないだろうと思う





 町道を挟んで、鏡野町立富小学校の西に布施神社が鎮座する。
 祭神は素盞嗚尊(すさのおのみこと)と奇稲田媛命(くしなだひめのみこと)の2柱。創立年暦不詳のようだが、現在地への遷座は永享年中(1429〜40)と伝えられているらしい。かつては富の庄24ヶ村の総鎮守で、社領3町8反を有していたという。(案内板より)
 大ケヤキは、境内の入口。石鳥居のすぐ先、向かって右手。なかなか大きい。
 ケヤキが立つ場所は、参道面より少し高くなっている。環境省の巨樹測定要項通り、そこを基準に高さ、1.3mで測ると、幹囲は5.1mということになるが、参道平面の1.3m上方では7.5mもある。基部のどっしりしたケヤキだ。
 スリムな樹形は、多くの大枝を切り詰めたことによる。
 安全上の理由から切ったのかも知れないが、もしもこれらが残っていたとしたら、さぞかし見事な大ケヤキになったことだろう。 
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