ページタイトル:川柳の扶桑樹 サイトのシンボル

画像:川柳の扶桑樹 名称 川柳の扶桑樹 (かわやなぎのふそうじゅ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 33m(注2)
目通り幹囲 10.6m(注2)
推定樹齢 500年(注3)
所在地の地名 静岡県御殿場市川柳
 
〃 3次メッシュコード 5238−77−70
 
〃 緯度・経度 北緯35度18分47.3秒
           東経138度53分04.8秒
静岡県指定天然記念物(1963年12月27日指定)
撮影年月日 2009年2月17日

注1)実は、案内板の樹名は「川柳浅間神社の杉」となっている。しかし、本文中に、明治39年(1906)、この木をこよなく愛した海軍大将樺山資紀(かばやますけのり)伯爵が「扶桑樹」と名付けて以来、「川柳の扶桑樹」として親しまれてきた旨の記述があった。天然記念物指定の際に、「(所在地等)+(樹種の和名)」というように、命名法の通例に倣ったものと思われる。でも、私のサイトでは旧名で呼ばせてもらうことにした
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注3)上記案内板による





 浅間神社の参道両側に植えられた2本のスギが、時がたつにつれ、根元が癒着して、拝殿の手前で通せんぼしている。
 標記データは、合わせて1本のスギと見立てたものだが、ちょっと無理があるように思う。印象を表すには、「目通り5mほどの杉が2本並び立っている」というのが正確だろう。
 両者とも均衡がとれていて、争っている感じより、仲良く競っている感じが強い。そんなところも大将閣下のお気に召したのだろうか。
 7年前にも一度訪れたことがある。そのときよりも樹勢が衰えているのが心配である。
 
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