ページタイトル:二ツ屋谷のカツラ 当サイトのシンボル

画像:二ツ屋谷のカツラ(幹と並ぶ)

画像:二ツ屋谷のカツラ
名称 二ツ屋谷のカツラ (ふたつやだにのかつら)
名称の典拠 ウェブサイト「いし家の人々
樹種 カツラ
樹高 不明
目通り幹囲 6.5m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 岐阜県飛騨市河合町角川(つのがわ)
 〃 3次メッシュコード 5437−30−77
 〃 緯度・経度 北緯36度18分46.1秒
           東経137度05分13.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2017年5月21日

注1)全くの目分量。この数値より小さいことはなさそうだ





 富山市から国道41号を岐阜県高山市方面へ。
 JR猪谷(いのたに)駅の先で41号と別れ、今度は国道360号に入る。この道は、ほとんどの部分で道幅が広く、急カーブもないのだが、一部に狭い区間がある。そのため、大型車の通行が極めて少なく、全体の交通量も少ない。とても走りやすい道路だ。信号もない。
 宮川(=神通川)と小鳥川(おどりがわ)の合流点を過ぎたら右折。鉄橋を渡って宮川の対岸に移る(JR角川駅の北に出る)。鉄橋から先は360号・471号・472号、三つの国道の重複区間だ。
 鉄橋から約2km。上村(かむら)集落の先で右折、360号と別れて471号(472号と重複)を北上する。この道は二ツ屋谷を遡り、標高1220mほどの楢峠(ならとうげ)を越える道である。
 私が訪ねた時には集落の先に通行止の表示があったが、日本道路交通情報センターのウェブサイトであらかじめ調べておいたところでは、二ツ屋までは行けるはずだ。(この道は、約半年間、積雪のため通行止となる)
 360号と別れて約1.6km。路傍に左図のカツラが立っている。少し手前には、これより二回りほど小さい株立ちのカツラもある。
 カツラの近くに「山大神父上大善神桂思案神 乙姫大善神」と記した碑があった。根元には不動明王の石像も。このカツラも信仰対象だと思われる。
 旧河合村に隣接する旧宮川村には、洞のカツラはじめ、大カツラが多数あるため、敢えてこのカツラが注目されることはないのだろう。すぐ道路脇に立つにもかかわらず、殆ど存在を知られてはいないようだ。
 「いし家の人々」というウェブサイトで初めて知ったカツラである。
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