ページタイトル(富知六所浅間神社のクス) サイトのシンボル

画像:富知六所浅間神社のクス_1


画像:富知六所浅間神社のクス_2


画像:富知六所浅間神社のクス_3
  名称 富知六所浅間神社のクス
   (ふちろくしょせんげんじんじゃのくす)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クスノキ
樹高 15m(注2)
目通り幹囲 13m(注2)
推定樹齢 1200年(注3)
所在地の地名 静岡県富士市浅間本町(せんげんほんちょう)
 〃 3次メッシュコード 5238−55−94
 
〃 緯度・経度 北緯35度10分01.6秒
           東経138度40分32.4秒
静岡県指定天然記念物(1955年4月19日指定)
撮影年月日 2002年12月25日

注1)1982年7月1日に富士市教育委員会が設置
注2)現地の案内板による
注3)現地にはもう一つ、高札形の樹名版がある(設置者・設置年月とも不詳だが、多分、浅間神社自身が設置したと思われる)。それによる





 平凡社「静岡県の地名」によると、富知六所浅間神社は旧郷社で、創立年不詳。富士山本宮浅間神社の流鏑馬神事に勤仕していた富士下方(しもかた)五社のうちの一つ。毎年5月5日の本宮の流鏑馬神事に先立って、5月3日にここで流鏑馬が行われたという。現在ではその神事が行われることはなくなったが、今でも5月3日を例祭日としているようだ。
 正面の鳥居をくぐると、拝殿の向かって左手に大クスが見える。なかなかの貫禄である。
 ぐるっと一回りしてみた。後ろから見ると、幹の中央が大きく欠けている。大切な主幹が失われた跡だ。別の側面から見ると大きな瘤も目につく。長い年月を生きてきた証しだ。
 枝のいくつかは支柱なしでは自身を支えることもできないようだが、まだまだ元気でいて欲しいものである。
 
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