ページタイトル:月山神社のけやき 当サイトのシンボルマーク

画像:月山神社のけやき(幹と並ぶ) 名称 月山神社のけやき (がっさんじんじゃのけやき)
名称の典拠 「秋田の巨樹・古木」(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 18m/14m(注2)
目通り幹囲 5.8m/5.4m(注2)
推定樹齢 310年(注2)
所在地の地名 秋田県潟上市昭和大久保字山神(注3)
 〃 3次メッシュコード 5940−60−35
 〃 緯度・経度 北緯39度51分53.1秒
           東経140度03分35.4秒
潟上市指定天然記念物(2005年3月8日指定)
撮影年月日 2019年5月15日

注1)2008年7月に秋田県緑化推進委員会が刊行。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)上記「秋田の巨樹・古木」による
注3)2005年3月22日、3町が合併して潟上市誕生。旧行政区は南秋田郡昭和町





 合併前の昭和町市街地南部、JR大久保駅の南方700mほどの所に月山神社が鎮座する。
 境内の東を奥羽本線が通り、南には馬踏川(ばふみがわ)が流れる。
 神社の由来を記した案内板によると、正治元年(1199)、出羽月山神社の修験者が現在の昭和大久保字宮ノ前に創建したと伝え、現在地への移転は元禄11年(1698)。
 現在は伊邪那岐神(いざなぎのかみ)ほか5柱を祀っているが、本来の祭神は出羽の月山神社と同じく月夜見大神(つきよみのおおかみ、月読神)であり、神仏習合時代は月山神の本地仏とされる阿弥陀信仰も盛んだったようだ。
 拝殿の手前、向かって左に2本の大ケヤキが並んで立ち、いずれも潟上市指定文化財(天然記念物)とされている。
 ケヤキは遷宮前から既にあったとも言われているようだが、このように開けた場所では、ケヤキの生長は早い。遷宮時に植えられた可能性もあるように思われる。
 「秋田の巨樹・古木」によれば、ほかにもケヤキ巨木があったが、太平洋戦争中に伐採されたということである。
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