ページタイトル:熊野神社の大ケヤキ サイトのシンボル

画像:熊野神社の大ケヤキ(幹と並ぶ) 名称 熊野神社の大ケヤキ
    (くまのじんじゃのおおけやき)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 34m(注2)
目通り幹囲 6.5m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 福島県いわき市錦町御宝殿
 
〃 3次メッシュコード 5540−26−93
 
〃 緯度・経度 北緯36度54分45.4秒
           東経140度47分15.6秒
いわき市指定天然記念物(1968年12月27日指定)
撮影年月日 2009年2月22日指定

注1)いわき市教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による





 JR上り常磐線が植田駅を出て間もなく、鮫川の鉄橋を渡る。その鮫川右岸、鉄橋より400mほど上流側に熊野神社が鎮座している。
 県道71号(勿来浅川線)から拝殿まで、まっすぐ200m以上も参道が延びている。この一事をみても、大きな神社であることがわかる。
 現存するケヤキ中、最大の個体は、拝殿に向かって右手(写真)。樹勢も良さそうだ。参道の途中、左手のケヤキもなかなかのもの。残念ながら、こちらはかなり弱りつつある。
 これらのほかに、さらに大きなケヤキがあったらしい。
 「大欅と社殿改修記念」と題した石碑によれば、昭和50年(1975)8月2日未明の火災で瀕死の状態となり、同51年10月15日に伐採されたという。伐採したケヤキを売った代金は、社殿改修費用に充てられた。
 石碑には、ケヤキへの感謝の意味も込められているように思った。
 
ボタン:福島県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る