ページタイトル:御前清水のかつら 当サイトのシンボルマーク

画像:御前清水のかつら 名称 御前清水のかつら (ごぜんしみずのかつら)
名称の典拠 「秋田の巨樹・古木」(注1)
樹種 カツラ
樹高 50m(注2) 実際はもっと低い
目通り幹囲 5.5m(注3)
推定樹齢 365年(注2)
所在地の地名 秋田県仙北郡美郷町六郷字宝門清水(ほうもんしみず)(注4)
 〃 3次メッシュコード 
 〃 緯度・経度 北緯39度25分27.6秒
           東経140度32分40.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2019年5月11日

注1)2008年7月に秋田県緑化推進委員会が刊行
注2)上記「秋田の巨樹・古木」による
注3)まったくの目分量
注4)2004年11月1日、仙北郡内の3町村が合併して美郷町誕生。旧行政区は仙北郡六郷町





 旧六郷町は湧水の町と称していいかも知れない。市街地西部のあちらこちらで多くの清水が湧き、これら六郷湧水群は、環境省の「名水百選」、国土交通省の「水の里百選」、読売新聞社「遊歩百選」等に名を連ねる。折り紙付きの湧水群である。
 観光者のための駐車場もところどころにあり、湧水が最も密集する地区の近くにあるのが「わくわく広場」駐車場だ(無料)。カツラの御前清水も「わくわく広場」の近くにある。(駐車場からカツラが見える)
 カツラが立つのは、臨済宗妙心寺派福田山太桂寺の西側。カツラの周囲は畑地となっているが、ここも太桂寺の境内らしい。
 根元に湧出口があって、そこから流れ出る水路もある。これが御前清水なのだろう。(残念ながら、私が訪ねた時には水がなかった)
 株立ちのカツラである。樹齢は比較的若いと思われ、全体として整った美しい樹形をしている。
 カツラと太桂寺の寺号が呼応しているようにも思われるが、このカツラは第一世代に属するようだ。寺の草創期から、こんなに大きかったとは思えない。
 寺号の桂はこれではないのでなかろうか。
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