ページタイトル:八幡舘神明社のスギ 当サイトのシンボルマーク

画像:八幡舘神明社のスギ(幹と並ぶ) 名称 八幡舘神明社のスギ
    (はちまんだてしんめいしゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 28m(注1)
目通り幹囲 5.1m(注2)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 岩手県二戸市浄法寺町八幡舘(注3)
 〃 3次メッシュコード 6041−21−12
 〃 緯度・経度 北緯40度10分53.7秒
           東経141度09分14.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2017年5月10日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注2)高地側の地表面から1.3mの高さにおける幹囲を実測
注3)2006年1月1日、二戸市に合併。旧行政区は二戸郡浄法寺町





 八戸自動車道浄法寺(じょうぼうじ)インターチェンジの西南西約2km。合併前の浄法寺町中心部。安比川(あっぴがわ)左岸高台に神明社が鎮座する。
 実は、神明社からはイチョウ、スギ、ケヤキがそれぞれ1本、計3本が環境省巨樹データベースに登録されているのだが、データがどうもおかしい。
 1991年刊行の書籍版(1988年度調査)では、順に幹囲を487cm、483cm、410cmとしているのだが、2000年度フォローアップ調査では、それぞれ360cm、(報告なし)、520cmに変更されている。
 スギが失われ、ケヤキとイチョウについてはデータの取り違えが訂正されたのだろう、くらいに思っていたのだが、どうやら実際はケヤキが失われ、520cmとされたのはスギだったようである。
 参道の石段を登って行くと、まずイチョウが出迎えてくれる。(データとしては2000年度調査の方が近いだろうか)
 大杉は社殿に向かって右手。
 すらっと細身の、いわゆるオモテスギのタイプである。
 神木のように特別な扱いは受けていないようだ。下枝を切ったのも、玄人の仕事には見えない。
 かと言ってぞんざいに扱うわけではなく、ごく普通に接しているということなのだろうと思われる。 
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