ページタイトル:灰塚のナラガシワ ロゴ:人里の巨木たち

画像:灰塚のナラガシワ

画像:灰塚のナラガシワ(全景)
名称 灰塚のナラガシワ (はいづかのならがしわ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ナラガシワ
樹高 15m(注2)
目通り幹囲 4.5m(注3)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 広島県三次市三良坂町仁賀(長沢)(注4)
 〃 3次メッシュコード 5232−17−29
 〃 緯度・経度 北緯34度46分20.3秒
           東経132度59分10.7秒
広島県指定天然記念物(1960年8月25日指定)
撮影年月日 2015年3月13日

注1)合併前の旧三良坂町教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)地上1.3mの高さにおける幹囲を実測
注4)2004年4月1日、三次市に合併。旧行政区は双三郡三良坂町(ふたみぐんみらさかちょう)





 樹名の「灰塚」は当地の地名。
 灰塚ダムの堰堤上から、ハイヅカ湖西岸の高台を通る道を南下してくると、自然にこのナラガシワが見えてくる。
 ナラガシワが立つのは、この道路のすぐ東隣。ナラガシワの近くには駐車場もある。
 存分に枝を広げた、素晴らしいナラガシワである。
 全体にやや東に向かって傾いているのは、強い西風の影響だとか。(広島県教育委員会の公式ウェブサイト「広島県の文化財」より)
 訪問時のほぼ55年前、昭和35年(1960)の天然記念物指定当時は胸高幹囲が351cmであったらしい。(案内板もその数値を記載している)
 一方、旧環境庁の昭和63年(1988)調査では395cm。私が対面したときの印象ではもっと大きそうに見えたので、実測してみたところ、452cmの数値を得た。
 3者の測定部位が、みな同一だったかどうか明らかではないが、それにしても驚くべき成長ペースである。
 訪問時現在、日本国内に於けるナラガシワ名木の一本に育ったと言って過言でないように思われる。
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