ページタイトル(高山白山神社の矢立杉) サイトのシンボル

画像:高山白山神社の矢立杉 名称 高山白山神社の矢立杉
   (やかやまはくさんじんじゃのやたてすぎ)
名称の典拠 「岐阜県文化財図録検索システム」(注1)
樹種 スギ
樹高 30m(注2) しかし頂部を切断したため、現在はこんなに高くない
目通り幹囲 7.2m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 岐阜県高山市八軒町
 
〃 3次メッシュコード 5437−12−60
 
〃 緯度・経度 北緯36度08分16.6秒
           東経137度15分20.1秒
岐阜県指定天然記念物(1957年3月25日指定)
撮影年月日 2003年7月28日

注1)同ホームページには「高山白山神社の矢立スギ」とカタカナで記されている。多分そちらが天然記念物指定の際の正式名だと思われる
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による





 高山市内に白山神社は多い。矢立杉のある神社は「一本杉白山神社」と呼ばれて弁別されているようだ。
 高山市教育委員会が設置した案内板によれば、矢立杉は「飛州誌」や「飛騨国中案内」に掲載された著名な神木で、戦勝祈願のために矢を射立てられたことから名付けられたようだ。
 「岐阜県文化財図録」によれば、慶応2年(1866)9月の暴風雨で枝が折れたときに発見された鏃(やじり)が、宝物として神社に保存されているらしい。
 矢立杉は衰勢にあり、案内板に「幹や根元をいためぬよう」とあるが、現在では周囲をぐるっと構造物で囲まれているため、近づけない。掲載した写真もブロック塀越しに撮影したものである。
 
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