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画像:浜沢の大ケヤキ

画像:浜沢の大ケヤキ(幹と並ぶ)
名称 浜沢の大ケヤキ (はまざわのおおけやき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 30m(注2) 今はこれほど高くない
目通り幹囲 8.0m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 山梨県上野原市秋山浜沢(注3)
 〃 3次メッシュコード 5339−20−83
 
〃 緯度・経度 北緯35度34分33.0秒
           東経139度02分06.1秒
秋山村指定天然記念物(1986年10月1日指定)
撮影年月日 2004年8月26日

注1)秋山村教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)2005年2月13日、上野原市誕生。旧行政区は南都留郡秋山村





 秋山川が作った谷に沿って、県道35号(四日市場上野原線)が走っている。浜沢は都留市との境界をなす新鄙鶴トンネルの東3kmほど。
 大ケヤキは薬師堂の背後に立っている。
 主幹は途中で折れ、縦に大きな亀裂が走っている。幹の概観は円錐形。下部は、幹に付着した緑の苔と白い黴(?)のような部分が斑になっていて、そこをキヅタが這い上がっている。一見すると、岩石のようにも見える。
 主幹の内部は空洞だけれども、若い枝は元気がいい。旧秋山村では最も太い木である。
 案内板によれば、薬師堂の創建年代は不詳だが、護良親王の嫡孫、浜沢元晴の建立と伝えている。
 この地には蕉門太白堂の俳壇が息づき、しばしば薬師堂で句会が開かれていたそうである。
 この大ケヤキも句に詠まれることがあったのだろうか。
 
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