ページタイトル:広隆寺の大いちょう 当サイトのシンボルマーク

画像:広隆寺の大いちょう 名称 広隆寺の大いちょう
    (こうりゅうじのおおいちょう)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチョウ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 5.2m(注2)
推定樹齢 600年(注3)
所在地の地名 岩手県花巻市四日町1丁目
 〃 3次メッシュコード 5941−00−79
 〃 緯度・経度 北緯39度23分51.9秒
           東経141度06分54.7秒
花巻市指定天然記念物(1997年11月18日指定)
撮影年月日 2017年5月10日

注1)「広隆寺の文化財」と題して2007年3月に花巻市教育委員会が設置。なお、正式な寺号は隆寺であり、天然記念物としての名称も「廣隆寺の大いちょう」の表記が正しいが、旧字は新字に置き換えて記すことが通例なので、このサイトでも案内板に倣った
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注3)上記案内板による





 浄土宗藤興山広隆寺は、JR東北本線花巻駅の北東約600m。市街地にあって、広い境内を有する。(参詣者用駐車場があるのが嬉しい)
 「解脱門」の扁額を掲げる山門(三門)と本堂を結ぶ主参道の途中、本堂に向かって右手に大イチョウが立つ。
 単幹のイチョウで、なかなか堂々とした姿だ。
 市街地に立つイチョウは、大きく切り詰められていることが多い。大枝の落下を予防する意味もあるが、その大半は、安全上の理由よりも、むしろ落葉量を減らして、清掃の負担を軽減するためのように思われる。
 それが、このイチョウでは、全ての大枝がのびのびと枝を広げている。
 落葉の始末が大変だろうが、イチョウのこんな姿を見ていると、こちらの心まで大らかになってくるように思われる。
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