ページタイトル:長谷寺のイスノキ 当サイトのシンボルマーク

画像:長谷寺のイスノキ 名称 長谷寺のイスノキ (はせでらのいすのき)
名称の典拠 「一ツ瀬川流域の巨樹・巨木」(注1)
樹種 イスノキ
樹高 17m(注2)
目通り幹囲 4.3m(注2)
推定樹齢 460年(注2)
所在地の地名 宮崎県西都市三納(みのう)
 〃 3次メッシュコード 4831−12−67
 〃 緯度・経度 北緯32度08分33.7秒
           東経131度20分36.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2018年3月20日

注1)農水省林野庁九州森林管理局のウェブ・コンテンツの一つ
注2)上記ウェブサイトによる





 三納(みのう)中学校の近くから、長谷ダムに向かって三納川(みのうがわ)沿いに遡る。
 途中、観音橋を渡って左岸側に移ると、道はどんどん登り始める。その先に分岐があり、右の道に進むと(左の道はダムへ。分岐点に長谷観音の案内表示あり)、やがて右手に長谷観音像の案内板が現れる。ここが長谷寺への入口だ。(近くの路傍に駐車可)
 案内板によると、養老元年(717)、大和(現奈良県)長谷寺の徳道上人が建立したと伝えられているらしい。本尊の十一面観音像及び両脇侍像は宮崎県指定文化財。
 本堂の後方やや左、樹林内に左図のイスノキが立つ。
 大枝を多く失い、表皮の欠損部分もあるが、なかなかの大きさである。
 残念ながら、手入れまでは行き届かないのか、周囲のモウソウチクがイスノキの領分を侵しつつある状況。
 これだけの大きさのイスノキにはそう出会えるものでないだけに、モウソウチクだけでもなんとかしていただけないものだろうか。
 境内にヤマドリがいた。雄のヤマドリだ。メスを呼んでいるのか、見通しの良いところに立ち、羽ばたいて大きな声で鳴く。カメラに収めようと近づくと走って少し逃げるのだが、遠ざかるとまた同じ場所に戻って羽ばたく。
 写真は諦めて、遠くから美しい姿を十分に眺めさせてもらった。
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