ページタイトル:波志江の大シイ ロゴ:人里の巨木たち

画像:波志江の大シイ 名称 波志江の大シイ (はしえのおおしい)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スダジイ
樹高 15m(注2)
目通り幹囲 5.0m(注2)
推定樹齢 600年(注3)
所在地の地名 群馬県伊勢崎市波志江町
 〃 3次メッシュコード 5439−41−15
 〃 緯度・経度 北緯36度21分00.4秒
           東経139度11分06.8秒
伊勢崎市指定天然記念物(1967年2月15日指定)
撮影年月日 2016年10月15日


注1)2001年2月20日に伊勢崎市教育委員会が設置
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注3)上記案内板による





 このスダジイが立つ位置は、北関東自動車道波志江パーキングエリアの南西約500m。住宅地内の小さな公園。生活道路の交差点の隣。
 それほど大規模な住宅団地ではないが、家々はみな新しい。かつては一帯すべてが農地だったと思われるが、都市近郊の農地は、徐々にこのような住宅地に変わって行くのだろう。
 家々が新しいということは、周囲に大きな樹木も無いということだ。このスダジイだけが、まるで異次元世界から迷い込んだよう。
 案内板の内容は、樹木としてのシイノキの性質や用途等に尽きていて、残念ながら、なぜこのシイがここにあるかについての説明がない。かろうじて、「庭樹として植栽されることが多く」とあることから、このシイもそうだったのかな、と推測されるのみである。
 後日、安盛博著「群馬県巨樹・名木巡り」を読んだところ、久保田茂一郎氏の庭園樹だったことがわかった。
 今はすっかり更地の公園となっているが、このスダジイのみが残されたということのようである。
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