ページタイトル:畑ヶ中のエノキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:畑ヶ中のエノキ(幹と並ぶ) 名称 畑ヶ中のエノキ (はたけなかのえのき)
名称の典拠 なし
樹種 エノキ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 6.5m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 長野県南佐久郡佐久穂町海瀬(畑ヶ中)(注3)
 〃 3次メッシュコード 5438−14−80
 〃 緯度・経度 北緯36度09分11.6秒
           東経138度30分00.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2016年8月7日

注1)全くの目分量
注2)地上1.3mの高さにおける幹囲測定値は668cm。しかし、それは、びっしり巻き付いた蔦の上から測った値なので、その値より若干少なめに見積もった
注3)2005年3月20日、郡内2町村が合併して佐久穂町誕生。旧行政区は佐久町





 十石峠に向かう国道299号を走っている途中、集落内に大きな樹冠を見つけて訪ねてみたところ、こんなに立派なエノキだった。
 エノキは墓地に立っている。墓石に刻まれた名前はみな○○さん。信州でよく耳にする○○マキ(○○一族)の墓地のようだ。
 このような墓地ではサクラが植えられることが多い。ここではサクラでなくエノキだったようだ。(もちろん、それら以外の樹種であることもある)
 遠望した時はわからなかったが、近くで見ると、2本の合体木のような気もする。しかし、しっかり一体化していて、少し離れて見れば、もう完全に一本の木である。
 板根も力強く発達し、それが、このエノキの風格をさらに増しているように思われる。
 こんなに立派なエノキなのだが、何故か、環境省巨樹データベースには未登録である。
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