ページタイトル:初和の銀杏 サイトのシンボル

画像:初和の銀杏(幹と並ぶ)

画像:初和の銀杏(遠景)
名称 初和の銀杏 (はつわのいちょう)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 イチョウ
樹高 31m(注2)
目通り幹囲 5.2m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 岡山県真庭市蒜山初和(注3)
 
〃 3次メッシュコード 5233−66−90
 
〃 緯度・経度 北緯35度14分52.6秒
           東経133度44分50.7秒
中和村指定天然記念物(1975年11月21日指定)
撮影年月日 2009年4月10日

注1)天然記念物指定名称は、単に「銀杏」。それでは他と区別できないので、中和村時代の地名を冠させてもらった
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)2005年3月31日、2郡にまたがる9町村が合併して真庭市誕生。旧行政区は真庭郡中和村(ちゅうかそん)





 湯原湖北岸、国道313号を北に向かい、中和トンネルを抜けると間もなく、前方に下図の大イチョウが見えてくる。球形の整った樹冠をいただく大イチョウだ。
 写真では見えないが、古い時代の民家のような造りの建物の前に立っている。しかし、実は民家ではなさそうだ。小さく「観音」と書いてある。観音堂なのだろうか。
 上の方まで主幹がはっきりしている単幹のイチョウである。整った樹形を保っているのは、大枝を多く残しているからである。
 雌株で、多くのギンナンを実らせるらしい。ただし、部外者は採取しないようにとの注意書きがあった。
 飽食の時代になって、その悪臭のため、とかく邪魔物扱いされがちの銀杏だが、ここでは食べ物として大切に扱われているようだ。
 
ボタン:岡山県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る