ページタイトル:東岩代八幡神社の大楠 ロゴ:人里の巨木たち

画像:東岩代八幡神社の大楠(幹と並ぶ) 名称 東岩代八幡神社の大楠
    (ひがしいわしろはちまんじんじゃのおおくす)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 クスノキ
樹高 17m(注1)
目通り幹囲 5.2m(注1)
推定樹齢 200〜299年(注1)
所在地の地名 和歌山県日高郡みなべ町東岩代(注2)
 〃 3次メッシュコード 5035−52−33
 〃 緯度・経度 北緯33度46分55.0秒
           東経135度17分07.2秒
みなべ町指定天然記念物(1980年9月25日指定)
撮影年月日 2014年3月21日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注2)2004年10月1日、南部町(みなべちょう)と南部川村(みなべがわむら)が合併して新しい「みなべ町」が誕生した。旧行政区は日高郡南部町





 JR紀勢本線岩代駅の東で太平洋に注ぐ東岩代川が国道42号を横切る地点の近く、左岸側に東岩代の八幡神社が鎮座し、境内に奇妙な形をした大クスが立っている。
 葉の茂る樹冠部を見れば普通の木なのだが、根元付近だけ切り取って見ると、長いトゲを背負った巨大な虫が立ち上がろうとしているような姿だ。
 これは、横向きに湾曲した主幹が途中で断ち切られ、本来は枝だったものが支幹化したもの。盆栽にある「筏作り」の基となる幹が水平に寝ないで、斜めに立ち上がっていると考えればよさそうだ。
 八幡神社では、このクスノキを神木として、大切に守ってやっているようだ。
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