ページタイトル:東阿田八幡神社のムクロジ 当サイトのシンボルマーク

画像:東阿田八幡神社のムクロジ 名称 東阿田八幡神社のムクロジ
    (ひがしあだはちまんじんじゃのむくろじ)
名称の典拠 「巨樹と花のページ
樹種 ムクロジ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 3.9m(注2)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 奈良県五條市東阿田町
 〃 3次メッシュコード 5135−46−40
 〃 緯度・経度 北緯34度22分36.7秒
           東経135度45分02.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2023年7月28日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」(1988年調査)による
注2)「巨樹と花のページ」による(旧環境庁調査では3.0mとされているが、今はもっと大きい)





 五條市東阿田町は大淀町との市町界近く、吉野川右岸の集落である。国道370号が集落を貫く。
 東阿田町の西は西阿田町で、南は南阿田町。このあたりが、明治22年(1889)に町村制が施行された時にできた阿太村(あだむら)の中心だったのかも知れない。
 出来たばかりの阿太村だったが、2年後には吉野川を境に大阿太村と南阿太村に分かれる(東阿田と西阿田は大阿太村に、南阿田は南阿太村に属した)。大河を挟んでいては意思の疎通も容易でなかったのだろう。今日の交通状況や情報社会を思うと隔世の感がある。(大阿太の地名は近鉄の駅名や郵便局の名前に残る)(Wikipediaを参考)
 国道から見ると、大阿太郵便局の後方に八幡神社が鎮座する。
 ムクロジは参道の入口。鳥居の手前に立っている。
 根の回りを石で囲んでムクロジを保護しているが、そこ以外はすべて舗装されている。ちょっと可哀想な感じ。
 双幹のムクロジだったようだが、片方を失い、スリムな樹形である。
 道路のすぐ近くに立つため、グーグルのストリート・ビューで見ることができる。(最近の画像はずいぶんきれいになった。私の拙い写真では、もう負けそうだ)
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