ページタイトル:日岳神社のムクノキ 当サイトのシンボル

画像:日岳神社のムクノキ

画像:日岳神社のムクノキ(幹と並ぶ)
名称 日岳神社のムクノキ
    (ひのたけじんじゃのむくのき)
名称の典拠 「日本の巨樹・巨木林」(注1)
樹種 ムクノキ
樹高 不明
目通り幹囲 5.9m(注2)
推定樹齢 100〜199年(注2)
所在地の地名 大分県宇佐市院内町日岳(注3)
 〃 3次メッシュコード 5031−12−02
 〃 緯度・経度 北緯33度25分12.6秒
           東経131度16分21.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2010年3月22日

注1)旧環境庁が1991年に刊行
注2)その環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注3)2005年3月31日、宇佐市に合併。旧行政区は宇佐郡院内町





 日岳(ひのたけ)は鹿嵐山(かならせやま、標高758m)の南東麓、国道500号沿いの集落である。
 国道から少し日岳川の方に下ったところに、日岳神社が鎮座する。県指定無形民俗文化財の「ゆたて神楽」を伝える神社だ。
 案内板の記述を引用すると、当地の「ゆたて神楽」は、『拝殿の前に竹矢来を結い、しめをめぐらし湯庭を作り柱3本を立て、大釜をのせ、薪33把を焚く。その間湯立33番の神楽を奉納し、鎮火ののちオキの上を素足で渡る』というものである。
 普通は、煮立てた湯の方で無病息災を祈る神事が行われるものだが、ここでは湯でなく、オキの方を用いるのが珍しい。
 旧環境庁資料では、この神社に5m超のムクノキが3本あることになっていた。
 訪問時は1本のみ。ほかは伐採されてしまったようだ。
 残った1本は、今のところ、まずまずの樹勢を保っているように見える。多くの小枝をつけた頂部が国道からも認められる。
 幹にはツタの類が数多く巻き付いている。3月だから幹の概形が確認できるが、夏の幹は、緑ですっかり覆われてしまうことだろう。
 
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