ページタイトル:日尾池姫神社のムクノキ 当サイトのシンボル

画像:日尾池姫神社のムクノキ(幹と並ぶ)

画像:日尾池姫神社のムクノキ(全景)
名称 日尾池姫神社のムクノキ
    (ひおいけひめじんじゃのむくのき)
名称の典拠 なし
樹種 ムクノキ
樹高 22m(注1)
目通り幹囲 5.8m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 京都府舞鶴市与保呂(よほろ)
 〃 3次メッシュコード 5335−13−24
 〃 緯度・経度 北緯35度26分41.0秒
           東経135度25分50.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2012年5月11日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による





 日尾池姫神社は、東舞鶴市街地南部から、東の養老山(665m)に向かって与保呂川を遡ったところ。
 神社のすぐ手前、交差点内にムクノキが立っている。
 上記巨樹データベースでは、日尾池姫神社の所有となっている。今は道路だが、かつてはここも境内だったのだろう。(2012年5月現在、巨樹データベースではエノキとされているが、ムクノキが正しい)
 日尾池神社には、悲恋を嘆いて大蛇に化した美少女「おまつ」の伝説がある。大蛇と化したのち、村人がこれを退治しようと、中に火を含んだモグサで牛を作って食べさせた。徐々に火が大きくなると、大蛇は苦しみにのたうち回った。そして激しく大岩にぶつかり、体が3つに切れて死んだ。(大蛇が体をぶつけた岩を「蛇切岩」という) 非業の死を遂げた大蛇の祟りを恐れるとともに、「おまつ」を哀れに思った村人は、大蛇の頭部を、ここに「蛇頭松姫大神」として祀ったということである。(2010年4月4日に「じゃきりいわの会」が設置した案内板による)
 静かな環境にある神社で、境内にはこのムクノキの他にも、別のムクノキ、ケヤキ、モミなどの巨木が見られる。
 
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