ページタイトル:平原のムクノキ 当サイトのシンボル

画像:平原のムクノキ 名称 平原のムクノキ (ひらばるのむくのき)
名称の典拠 「ひむか巨樹マップ」(注1)
樹種 ムクノキ
樹高 19m(注2)
目通り幹囲 5.5m(注2)
推定樹齢 500年(注3)
所在地の地名 宮崎県延岡市平原町3丁目
 〃 3次メッシュコード 4831−65−54
 〃 緯度・経度 北緯32度32分58.2秒
           東経131度40分24.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2012年7月31日

注1)宮崎県林務部の企画編集により、鉱脈社から刊行
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注3)「みやざき巨樹百選」の案内板による





 延岡第二高等学校近くの住宅地に立つムクノキ。
 手前が駐車場になっていて見通しがきくので、近くまで達することさえ出来れば、姿が見える。
 個人の所有物だが、駐車場側からアプローチする分には、自由に撮影させていただけるものと思う。
 「ひむか巨樹マップ」によれば、所有者の先祖は、製塩方法を伝えるため、延岡藩主有馬直純によって、播州赤穂から招聘されたという。そういえば、現在、海岸線は1kmほどのところにあり、平原町の南には、塩浜町という地名もある。
 有馬直純が延岡藩主であったのは1614〜41年。推定樹齢が正しければ、ムクノキは、すでにかなりの大木であったことになる。家の守り神をその根元に祀ったものだろうか。ムクノキの傍には簡素な祠が建てられている。
 これも「ひむか巨樹マップ」によれば、今でも年に2度、ムクノキの下に一族が集い、祭事を行っておられるそうだ。
 
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