ページタイトル:広野八坂神社のクスノキ 当サイトのシンボルマーク

画像:広野八坂神社のクスノキ(幹と並ぶ) 名称 広野八坂神社のクスノキ
    (ひろのやさかじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 21m(注1)
目通り幹囲 6.7m(注2)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 静岡県静岡市駿河区広野2丁目
 〃 3次メッシュコード 5238−32−19
 〃 緯度・経度 北緯34度55分56.4秒
           東経138度21分56.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2020年3月15日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)地表面から1.3mの高さで幹囲を実測





 丸子川(まりこがわ)右岸、河口付近から海岸にかけて広野と呼ばれる地区が広がる。かつてはすべて大字広野だったが、市街化が進んだ部分に「丁目」がつくようになったと思われる(当否不明)。
 左図のクスノキが立つ八坂神社は広野2丁目。JR安倍川(あべかわ)駅から南に約1kmのところ。(東名高速道路の北約150m。地理院地図に神社マークあり)
 拝殿の手前、向かって左に神木のクスノキが立つ。
 環境省巨樹データベースに幹囲505cmとあるクスノキだと思われる。しかし、間近に見ると、とてもそんな程度の大きさではない。車までメジャーを取りに戻って測って見たら665cmもあった(印象よりもさらに大きな数字で驚いた)。
 これだけあれば、十分に立派な巨木である。
 最後にちょっと脱線。
 巨木ファンならとうにご存じと思うが、環境省が示した巨樹計測マニュアル(生物多様性センターのウェブサイトからPDF版で入手可能)によると、基本的には地上1.3mの高さにおける周囲長を「幹周り」(幹囲)としている。
 撮影時点での私の身長は176cmなので(靴底の厚さを加えれば、それより2cmほど高い)。地上1.3mは私の胸の高さである(私は参道のコンクリート面上に立っているので、正確にはそれより10cm弱低いが)。左図で言えば、注連縄に下がる〆の子の最下端のあたりが1.3mの高さにあたる。
 メジャーさえあれば簡単に幹囲を測定できるので、興味があったらお試しになったらどうだろうか。(立入禁止の場合は不可。測定の際は樹木を傷つけないように)
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