ページタイトル:広瀬公園のクスノキ 当サイトのシンボル

画像:広瀬公園のクスノキ

名称 広瀬公園のクスノキ
    (ひろせこうえんのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 6.0m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 愛媛県新居浜市上原2丁目
 〃 3次メッシュコード 5033−62−93
 〃 緯度・経度 北緯33度55分09.1秒
           東経133度17分13.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2013年5月21日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による





 広瀬公園(県指定名勝)は、別子銅山の近代化を進め、初代住友総理人(総理事)となった広瀬宰平(ひろせさいへい)邸の庭園を公園にしたもの。旧邸宅も公園内に現存し、2003年5月30日、主屋はじめ7棟が一括して国の重要文化財に指定された。
 今は広瀬歴史記念館となった旧邸入口の門を入って左手に、このクスノキが立っている。(記念館の観覧は有料だが、クスノキだけなら無料)
 3幹のクスノキで、樹肌も若々しく、大きな樹冠を戴いている。
 ところで、この建物は、もとからここにあったわけでなく、明治10年(1877)、北に4kmほど離れた金子村久保田で竣工したものらしい。現在の金子小学校のあたりだろうか。その後、あまり時をおかずに現在地に移築したようだ。
 移転の際、このクスノキも金子村から移植したという。「狭い悪路を牛5頭を使い、苦労して運搬した」そうだ。(案内板より)
 逆に考えれば、今から100年少し前には、牛5頭で運べる大きさだったということである。巨木の生長は、意外と早いものなのだ。
 
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