ページタイトル:廣瀬神社の大ケヤキ 当サイトのシンボル

画像:廣瀬神社の大ケヤキ(幹と並ぶ)

画像:廣瀬神社の大ケヤキ
名称 廣瀬神社の大ケヤキ
    (ひろせじんじゃのおおけやき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 32m(注2)
目通り幹囲 6.3m(注2)
推定樹齢 700〜800年(注3)
所在地の地名 埼玉県狭山市広瀬2丁目
 〃 3次メッシュコード 5339−63−21
 〃 緯度・経度 北緯35度51分31.1秒
           東経139度23分22.2秒
埼玉県指定天然記念物(1998年3月17日指定)
撮影年月日 2011年4月24日


注1)2004年1月に埼玉県教育委員会と狭山市教育委員会が連名で設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(U)」による
注3)上記案内板による





 入間川に架かる広瀬橋北詰から西北西に約500m。廣瀬神社は住宅地に鎮座している。
 祭神は若宇迦能売命(わかうがのめのみこと)。「延喜式」神名帳に載る古社と伝えられている。
 境内に2本の大ケヤキがある。
 写真のケヤキは、拝殿に向かう途中、参道のすぐ右手に立っている。(もう1本は境内に入ってすぐ、右手の舞楽殿の脇)
 案内板によれば、江戸末期に編まれた「新編武蔵風土記稿」に大ケヤキについての記述があるという。
 それには「(前略)社辺に竹樹生茂り中にも古木の大槻三株あり、是(これ)を神とす、一は囲二丈、一は囲一丈五尺、一は囲二丈六尺余なり(後略)」とあったようだ。文中、槻(つき)はケヤキのこと。二丈、一丈五尺、二丈六尺は、それぞれメートルに換算すると、6.0m、4.5m、7.8mになる。
 現存するのは2本。3本のうち1本は落雷で枯れてしまったようだ。最大木が被害に遭ったのだろうか。
 残る2本は廣瀬神社の神木とされ、立派な注連縄がつけられている。
 1996年度には樹勢回復工事もなされたようである。
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