ページタイトル:北大植物園のアカナラ 当サイトのシンボルマーク

画像:北大植物園のアカナラ 名称 北大植物園のアカナラ
    (ほくだいしょくぶつえんのあかなら)
名称の典拠 なし
樹種 アカナラ
樹高 32m(注1)
目通り幹囲 4.5m(注1)
推定樹齢 125年(注1)
所在地の地名 北海道札幌市中央区北3条西8丁目
 〃 3次メッシュコード 6441−42−77
 〃 緯度・経度 北緯43度03分48.5秒
           東経141度20分32.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2019年6月4日

注1)今田秀樹著「2018 北海道の巨樹・名木150選」による





 北海道大学植物園は札幌市街地にある。
 北海道庁から西に約300m、札幌市役所から西に約900m、JR札幌駅からは、南西に約700m(徒歩約10分)。市街地ど真ん中と言ってもいいかも知れない。
 北海道大学の本体も市街地にあって、驚くほど膨大な面積を占めているが、植物園は本体から少し南に離れた飛地になっている。(植物園はクラーク博士の提言で設置されたそうである)
 植物園には、予約なしで誰でも自由に入園できる(要入園料)。もちろん、開園日、開園時間以外は入れない。また、来園者用駐車場がないので、近くの有料駐車場を利用するようにとの注意もある。
 札幌市街地自体は、かつてここが原野だったとは誰も想像できないほど、どこにでもある普通の都市空間である(道路が広く、碁盤目のように整然としている点を除いて)。ところが、植物園に一歩足を踏み入れると、そこはもう明るい森の中である。市街地であることを忘れる。まるで空間をワープしたような感じ。
 もとから北海道に自生する樹木のほか、植物園であるから、外国の樹木も多い。左図のアカナラもそうだ。
 案内板によると、北米原産。秋には紅葉が美しいという。明治中期(130年ほど前だろうか?)にハーバード大学のアーノルド樹木園から来たそうである。
 多分、日本で一番のアカナラなのだろう。巨木ぶりもなかなかなので、植物園の代表として紹介することにした。
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