ページタイトル:本流院のスダジイ サイトのシンボル

画像:本流院のスダジイ

画像:本流院本堂
名称 本流院のスダジイ (ほんりゅういんのすだじい)
名称の典拠 なし
樹種 スダジイ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 5.5m(注1)
推定樹齢 200〜299年(注1)
所在地の地名 福井県坂井市三国町加戸(注2)
 
〃 3次メッシュコード 5436−21−63
 
〃 緯度・経度 北緯36度13分38秒
           東経136度10分13秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2007年5月26日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)2006年3月20日、坂井郡内4町が合併して坂井市誕生。旧行政区は坂井郡三国町





 真宗高田派小和田山本流院境内のスダジイ。
 本流院本堂は、四本柱の向拝を備えた立派な伽藍だ。かなりの影響力を持った寺院だったと推察される。
 スダジイは本堂に向かって右手、少し高くなった場所に立っている。
 近くには海軍大将加藤寛治の筆による忠魂碑。碑を建てる場所を、スダジイが立つこの場所にしたということだ。スダジイはそれだけの敬意をもって扱われてきたということなのだろう。
 スダジイは、大枝を多く失い、背が低くなった。
 根元からは多くのひこばえが育ち、主幹を覆い隠さんばかりだ。樹勢は悪くない。
 立地場所から考えて、野生のスダジイではなかろうかと思われる。
 今は記念物指定を受けていないが、ずっと元気で生き続けてほしいものだ。
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