ページタイトル:法幢寺の榧の木 サイトのシンボル

画像:法幢寺の榧の木_1

画像:法幢寺の榧の木_2
名称 法幢寺の榧の木 (ほうどうじのかやのき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 カヤ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 5.5m(注2)
推定樹齢 700年(注3)
所在地の地名 宮城県黒川郡大衡村大森字寺前
 
〃 3次メッシュコード 5740−57−74
 
〃 緯度・経度 北緯38度28分48.6秒
           東経140度55分44.3秒
大衡村指定天然記念物?(注4)
撮影年月日 2008年8月26日

注1)2000年1月に大衡村教育委員会と大衡村文化財保護審議会が連名で設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)上記案内板による
注4)案内板には文化財であるとか、天然記念物であるとかの記述はない。しかし、案内板の設置者が村教委と文化財保護審議会であることと、案内板に文化財のシンボルマークが描かれていたので、天然記念物ではないかと推測した





 曹洞宗大森山(だいしんざん)法幢寺本堂裏の斜面に、単幹の大カヤが立っている。
 根元付近には空洞があり、着生植物も多く見られるが、多くの枝葉をつけ、形が良く幅のある樹冠を戴いている。横に出た枝は長く伸び、先端は地面に着かんばかり。斜面下方に向かう枝先は、明らかに根元よりも低い位置まで達している。
 法幢寺は、遅くとも元応年間(1319〜20)までには開かれた古刹のようだが、今は無住。境内はからっと明るい。
 案内板では、カヤの樹齢を700年と推定している。元応の頃に住持していた吉全和尚が植えたと推測されているのだろう。
 法幢寺のすぐ隣は小公園になっていて、駐車場も完備。車で訪ねるときは便利である。
 
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