ページタイトル:法寺諏訪社のスギ 当サイトのシンボルマーク

画像:法寺諏訪社のスギ(幹と並ぶ) 名称 法寺諏訪社のスギ (ほうじすわしゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 5.1m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 長野県飯山市緑(法寺)
 〃 3次メッシュコード 5538−22−69
 〃 緯度・経度 北緯36度53分38.3秒
           東経138度22分02.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2018年10月21日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)地表面から1.3mの高さにおける幹囲を実測





 JR飯山線信濃平駅の北西約1.5km。長峰山(416m)から北に延びる山稜の麓に法寺(ほうじ)集落がある。諏訪社は集落の北東端。山稜を横切る道路に表参道を開いている。
 環境省資料によれば、諏訪社境内にスギ巨木があることになっている。データ(1988年度報告値)では幹囲483cmということだが、その後30年を経て、今はどんな様子になっているか。確認を兼ねての訪問である。
 実測してみたところ、512cmあった。
 境内では抜きん出て大きいスギで、神木とされている。拝殿の手前、向かって左に立つ。
 初め気がつかなかったが、枝に何かがぶら下がっている。草鞋(わらじ)だった。
 足が弱らないようにと、草鞋を奉納することがあると聞いたことがある。普通は枝に掛けたりしないものだが、これが当地における奉納時の約束事なのだろうか。それとも、何か別の神事によるものだろうか。
 現在、日常的に草鞋を履くことはなさそうだ。枝に掛けるためだけにわざわざ作った草鞋であることは間違いあるまい。
 何故、草鞋が枝に掛かっているか、真相を知りたかったのだが、残念ながら、尋ねようにも近くに人の姿は見えなかった。
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